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ヘルメスの独り言   本日のテーマは『日馬富士暴行事件』

11/29 横綱日馬富士が暴行事件の責任をとって引退しました。会見の時の伊勢ヶ濱親方の涙が印象的でした。

日馬富士は冒頭、「このたび、貴ノ岩関にけがを負わせたことに対し、おわびをさせていただきます。相撲ファン、相撲協会、後援会の皆様、伊勢ヶ濱親方に大変迷惑をかけたことを心から深くおわび申し上げます」と話したうえで、およそ20秒にわたって深々と頭を下げました。

日馬富士


引用:
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171129/k10011239761000.html?utm_int=word_contents_list-items_006&word_result=%E6%97%A5%E9%A6%AC%E5%AF%8C%E5%A3%AB%20%E6%9A%B4%E8%A1%8C
(NHK NEWS WEB)

大相撲ファンとしては何ともやりきれない結果となったのではないでしょうか。私も相撲を見るのは好きですし、確かに暴力はいけませんし、傷害事件になってしまって横綱としてのけじめをつける為の辛い決断を下したのでしょうが、それにしても日馬富士と貴の岩が和解したといわれているし、何か他にも解決方法があったのではないか、と思うのですが。
15歳で父をなくし、言葉もわからない日本という異国の地で16歳から伊勢ヶ濱親方を父のようにしたい、ひたすら稽古に精進し、社会貢献や相撲以外の勉強にも熱意を示した本当に他にはないタイプの力士だけに残念でなりません。
元横綱朝青龍のように相撲以外でも度々不祥事を起こしていたなら仕方がないなと思う人も多いのかもしれませんが、日馬富士はそんなことは聞いたことがない。
何か、相撲協会というのは何でも体裁だけを取り繕うだけの低レベルの組織のような気がしてならない。
今までも相撲部屋での親方などによる暴行事件、八百長事件や賭博事件など、度々不祥事を起こしてきたが、その度にちゃんと何でこうなったのか、原因を追及してそれに対処してきたのだろうか。
単にやってはいけない。それで終わりにしてしまってはいないか。八百長をやるにはそれをしないと苦しい現状があったはずだし、賭博はそれをしないと今の給金では満足できない状況があったからだろうと思う。
怪我で休場したら全敗の扱いをされるから怪我が完治していなくても取り組みをする。負けても休場するよりは評価が高い。他のプロスポーツでは考えられないことだ。稀勢の里、鶴竜など横綱は番付が下がらないのにそういう以前からの流れで無理に出場して、その反動で休場が続いているのではないか。完治しないのに良いパフォーマンスなど出来るはずがない。お金を出して見に来てくれる観客にそんなものを見せるようなものはプロではないんじゃないか
休場したら、次の場所、その次の場所と番付はどんどん下がっていく。だからこそ完治しなくても出場してしまう。当然、選手生命は短命になる。そんな時代遅れなシステムなど変えてしまえばいいのに。色々金銭的な事情はあると思うが、貴乃花親方がよくいう改革とはこういうことではないかと思う。
相撲は確かに国技として、文化や伝統というものを重んじることはとても大切だと思うが、他のプロスポーツのように例えば横綱や大関が今日は最高です!とか、超気持いい!なんていったら品格がないとか大変なことになる。勿論、それはそれでいいと思うのだが、こと何か事件やトラブルが起きるといつも対処の仕方がまずいような気がする。
確かに日馬富士の暴力は例え理由が何であれ非難されるべきものだろうと思うし、しっかりと罰を受けなければならないと思う。でも何でもかんでも引退に追い込んでしまう組織は幼稚で未熟なような気がする。
簡単に比較はできないが、MLBのニューヨークメッツのクローザ-は夫婦喧嘩でDVをしたと宣告され、出場停止15試合、停止期間中の給与支払い停止、この罰金は8000万円ともいわれている。
同じようにヤンキースのチャップマンは30試合、ブレーブスの内野手オリベラは82試合、ロッキーズのレイエスは52試合の出場停止。
彼らはこのことで引退することはなかった。
サッカーでもワールドカップで試合中だがネイマールが選手生命を失うくらいの悪質なファールを受けても相手の選手は引退などしないし、日本でもヤクルトのバレンティンが妻にDVした事件でも、訴訟が取り下げられたこともあるだろうが、引退はしなかった。どうして、相撲だけが引退に追い込まれるのか。
人間はロボットじゃない、だから誰だって、感情が高ぶったら手を出してしまう時だってあるのではないか。生まれてから嘘をついたことがない人間なんていないだろう。
ちょっと手を出したら格闘技を仕事としている彼らは一般人から見ればものすごい暴力に見えてしまうのかもしれない。貴乃花が以前、毎日が交通事故のような日々だった。と告白しているように彼らは肉体的に日々過酷な条件で生活しているのだろう。だから彼らにとっては、ちょっとしたことでもそれは一般人には通用しない、理解できないことなのかもしれない。
やってしまったことはもう取り返しがつかないが、他のプロスポーツでは引退ではなく、MLBのように彼らがどうすれば社会に受け入れられて再復帰できるのかを探す道を選ぶのではないか。
どこかの組織のように引退に追い込むようなことはしない。再生を助けるようなことはこの組織にはやる能力がないのか。
何か改革をしようとする貴乃花親方にも焦りというか、協会への不満もあるのだろう。伝統や文化を重んじるのはいいが、今のままだと弟子でさえ集まらなくなっている。考えて見ても、今時の若い子がちょんまげでふんどし、ケツ丸出しで土俵にあがろうという子はいないだろう。モンゴルからすれば大金が入るから恥ずかしくてもそんな格好でも試合をするけど、日本では他のプロスポーツに比べれば魅力のないスポーツになってしまう。
ゴルフのように、優勝賞金は1位だけだが、2位や3位にも賞金はある。競馬だって、競輪だって2位や3位には賞金はある。相撲は優勝力士だけ。
相撲は国技で子供からお年寄りまで、みんなが愛しているスポーツなのに、実際にプレイしている選手から見れば魅力のないスポーツのように思える。この事件によって、モンゴルでの相撲人気に翳りが生じれば、モンゴルからの人材の流入は減り、選手不足になってしまうかも。そうしたら今度は格差社会の激しい中国の田舎の農家から選手を引っ張ってくるのかもしれない。蒼国来は中国の出身だっけかな?宗教的に人前でケツだして大丈夫なのかな。よくわからないけど…。たぶん、貴乃花親方が改革したいのはこういうことなんじゃないだろうか。今のままでは、相撲は将来的に廃れてしまう。そうではなくて、もっと世界中で男子も女子も差別なく土俵に上がれるようなスポーツにしたいんじゃないかな。
よく世間で貴乃花が改革、改革っていっているけど、何をしたいのか、よく分からないという人がいるけど、頭の固い連中が何をするにも反対するのだから、
貴乃花親方の提案が日の目を見ることはないから、何をしたいのか、わからないのは当然のことなのかもしれない。
人間って特に年を取ると変化は好まない。今の温もりに甘えていると、変わってしまうのは困るのだろう。現状を維持することは、今の時代のスピードから見れば、そこに留まっているということではなくて、どんどん下がってしまっていることを意味する。そのことに気づかなければならない。今の中国のように、憲法の上に共産党があっても、今のこの平穏な毎日を変えたくはないのと一緒。でも、あと何十年か先には一人っ子政策をとったつけが必ずやってくる。その時、中国国民はどうするのだろう。日本では憲法の上に自民党があるなんて、考えられない。中国国民がそういう考えになるのに、あと何年あるだろう。
最後に被害者なのに、モンゴルでは悪者扱いされてしまっている貴ノ岩の今後が心配だ。もし、彼も引退ということになってしまったら…。そんなことにはならないだろうが、彼の今の精神的ダメージは肉体的ダメージよりはるかに厳しいものに違いない。何しろ、慕っていた日馬富士を引退に追い込んでしまった張本人のような扱いにされてしまっているのだから。
相撲協会が彼の今後をうまくリードしてあげて欲しいものだ。


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ヘルメスの独り言   本日のテーマは『日米首脳会談』

6日、トランプ米大統領と安倍首相の日米首脳会談が開かれました。
安倍総理大臣は、アメリカのトランプ大統領と会談したあと、そろって記者会見し、北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めることで一致したとしたうえで、35の団体・個人の資産凍結を、7日、政府として決定することを明らかにしました。また、日米の貿易や投資などについて、今後、両国の経済対話の枠組みで、さらに議論を重ねることを確認したと説明しました。

トランプ大統領


引用:
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011212691000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
(NHK NEWS WEB)

会談の内容は北朝鮮への圧力と日米の貿易不均衡が主な論点だったみたいです。鍵は中国というようなこともいってましたね。中国の役割は大きい。でも肝心の中国はあんたらに指図される覚えはないというようなニュアンスのことを報道官がいっているような。ま、確かに不快感を表すのは当たり前ですかね。今や世界第2の経済大国ですからね。
ところで、その経済ですが、トランプ大統領は日本は防衛能力を高める為に、もっといっぱいアメリカから防衛装備品を購入するように促していましたが、アメリカの軍事産業の発展の為にもいっぱい買ってくれ、ということでしょう。なにしろ軍事品は高いですからね。貿易不均衡なんてすぐに解決ですかね。でも安倍首相になってから防衛費がものすごーく上がっちゃってるんじゃ。確かに頭の上をミサイルがビュんビュん飛んで行くのは不安ですけど。
トランプ大統領はビジネスマンとしては一流といわれているんですから、もっとその能力を発揮して欲しいですね。なんか、強引に営業やっているみたいに見えますから。
例えば、自動車だって日本の細い道路じゃあんなバカでかいアメ車は必要ないし、もっとクライスラーやGMがドイツのように日本に合った車、日本人の好みにあった車を提供すれば売れると思うのだけど。もっと小型でかわいいデザインにすれば。
アップルだってパソコンのデザインでよく売れたし、マクドナルドだって日本人の好みに合わせているし、セブンイレブンだって初期の頃はハンバーガーは日本ではおにぎりかな、ポップコーンはおでんかな、とか日本に合った商品を提供してきた。
お肉にしたって、オーストラリアのように日本人の好みに合ったお肉に品種改良すれば。
やり方次第ではもっと均衡は保たれたんじゃないのかな。それなのに、今頃、もう半世紀の前の栄光を引きずって、未だにデトロイトで自動車産業を復興させようなんて。今はデトロイトはITビジネスでやっと活路を見出し始めているのに。
ビジネスの考え方は、例えば全体の3%の収益を占める製品をもんのすごーい努力をして仮に50%上げたとしても全体からみれば1.5%上がったにすぎない。もし10%の製品を20%上げれば全体としては2%上げたことになる。もんのすごーい努力をするか、ほんのちょっとの努力をするか、考えればわかること。
売れない商品を売れるように努力するより、売れてる商品をもっと売れるように努力するのではどちらが効率的か、考えた方がいい。
こういうこともいえる。例えば、結果として出た数字が仮にラッキーセブンの7だったとすると、その7という数字は2と5の合計かもしれないし、もしかしたら3と4の合計かもしれない。あるいは1と6の合計かも。でもビジネスにおいては往々にして9と-2だったり、12と-5の合計だったりするものだ。そこで例えば9と-2の合計だったということが判ればこの-2に着目してこれを0にすることができれば、結果としての7を9にすることができる。
ビジネスとはこう考えるものだと思うのだけど、売れない自動車産業の復興を目指すより世界で一番強いITビジネスというものがアメリカにはあるのだから、それを大事にしてもらいたいものだ。
う~ん、自分でも何を書いているのかわからなくなってきたのでこの辺でやめておこうかな。


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